最速上映で観たものの、どこからきてるのか自分でも分からない気持ちの昂り…からのエンドクレジットの情報量wで、軽く脳内パニックを起こしていて感想どころじゃなった😂
仮面ライダーの孤独、切なさ、重さが、庵野監督の作風と凄く溶け合っていて「好き」というよりも「愛しい」と感じる作品でした。
色んな世代の色んな「仮面ライダー愛」があると思うし、私みたいに仮面ライダーは詳しくないけど庵野秀明が好きって人もいるので、その重さや角度によって全然感想が変わってくるんだろうな。
「シン」シリーズの中でも、いちばんその違いが分かりやすく出る作品な気がします。
だから、私も含め人の感想は参考にせず、フラットな状態で観て、自分で感じるものだけを大事にして欲しいと思う。
私が幼少期に観ていた仮面ライダーはもっと単純で、勧善懲悪!やられたかと思いきやライダーが勝つ!また来週!だったので、今作はもう根っこから庵野秀明の新たな仮面ライダーでした。
要所要所で昭和の特撮っぽさを出してるところが庵野さんだな〜と思ったし、懐かしさと、良い意味での淡白さを醸し出していた。
今作の本郷猛は「まかせろ!やってやるぜ!」みたいな熱量の人では無いから、あの淡白さがとてもしっくりくる。
内向的な本郷猛と、社交的(ホントは孤独だけど)な一文字隼人のバランスもとても良かったですね。
あと本編に関係ないけど、サイクロン号カッコイイー(ノ≧∀≦)ノ
変形していく過程とか、めちゃめちゃテンション上がった!メカニックデザイン優勝!
めちゃくちゃカッコイイのに、後ろをゆるゆると着いてくるのが可愛かった♡
凝りに凝ったカメラワークやカット割りはどれも大好き!
庵野さんらしい画角もたくさんあって、全部ポストカードにして壁に貼りたくなります(あれ?私おかしい?笑)
ラストカット良かったな〜。
ただ、ラストバトルはもっと3人のガチな肉弾戦が観たかったかな〜。
まあ「圧倒的な人でない強さ」を見せなきゃいけないとなると、それは難しかったのかな。
で、終わった…と思ったら、今度はエンドクレジットが忙しかった🤣
キャストクレジットで
あの人とあの人とあの人は分かったけど、え?この人どこにいた?え?マジで?
となり(ネタバレになるので伏せておきます)
スタッフクレジットで
ここにも庵野さん、ここにも、え?ここにも?ここは…まあそうでしょうねぇ、と、庵野秀明クレジット祭りw
そりゃ関係者試写すら公開ギリギリになるわけです😂
最後に、お兄ちゃんのやろうとしてることは、人類補完計画ですよねwww
追記:政府の男は今回も政府の男でしたw
今回もきっといる…と、待ってる自分がいましたw