このレビューはネタバレを含みます
冒頭からけたたましい展開、蜘蛛男とのバトルは初代仮面ライダーへのリスペクトを感じる場面が多く胸熱でした。(崖からの登場、敵との間合いをとるシーン、羽織ったコートを目眩しに使うなどなど。でもこれくらいは誰が作ってもオマージュするか…)
と言っても細かいギミックやフォルムは結構好きでした。サイクロン号、マスク装着とか変身した後後ろ髪が出てるのすげぇいいと思う。
良いとか悪いとかじゃなくて殴り殺すってのは平成仮面ライダーフォロワーとしては「マジか……」と若干引いてしまったのもあるけど原作(よんでない)ファンからしたらこうあるべきなのかなぁ、仮面ライダーって「俺もなりたい!」って思わせる何かがある作品だと思ってたけど闇部分のリアルが強すぎて「うわ〜なりたくねぇ〜」が強すぎたのも否めません。
と思いつつ、バッタオーグのクローンが出るのとか仮面ライダー555の劇場版だし初代を追ってない平成仮面ライダーファンとしてもアツい場面がちらほら。
ラスボスチョウオーグなんか〜ハビタット世界ってなん?(説明頭に入ってこなくてちょーヤバいで済ましてますけど)とかカマキリカメレオン要る?戦闘弱すぎだろとかあの悪役出して欲しかったな〜とかストーリー的にパンチはところはあるけど観ててアツくなったのでよしとしたい。。バトルシーンもしっかりあったから楽しかったです。
庵野さん、やっぱり人間の力で敵倒すのやりたいんだなぁと蠍女〜蜂女や流れで思った。
キャラクター的には2号の柄本佑がすごい良い。すっきりするねぇ。
あと浜辺美波が完全にビジュアル優勝してます。