げ

シン・仮面ライダーのげのネタバレレビュー・内容・結末

シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

2回見て2回同じところで泣いた。

こんな....こんなさぁ.....
仮面ライダーへの愛が迸り、美学を貫き通してる。

仮面ライダーは敵の力で戦うヒーロー
仮面ライダーは同族殺しの戦士
仮面ライダーは継承の物語
話の筋では意訳しつつ、原点に忠実で真摯。
ビジュアル面ではカットレベルでオマージュしてきてて異様。
東映のいい意味でのガバいところもしっかり再現しててオタク心がくすぐられる。
しまりました.....!

あとは何より音楽!
敬愛する岩崎琢さんの音楽が随所で効いてて劇場で聴けたのが嬉しい!
庵野監督がヨルムンガンドのサントラにインスピレーションを受けてのオファーとの事で、ところどころエキゾチックな音がきこえてきていた。
ハチオーグのテリトリーでジェッディンデデンを選曲し、この後もオスマン軍楽っぽい楽器を使った劇伴が秀逸。サントラに収録されてるのかな?
まさか仮面ライダーでLotus juiceのラップが聴ける日がくるなんて!
そしてエンドロールまで素晴らしい音楽に彩られたのに尺が足りなかったから監督の好きな曲3つかけたって話も笑っちゃう。
でもやっぱり原点へのリスペクトに溢れた作品だったから〆は子門真人が最適だよな。

あと、自動追尾してくるサイクロン号くんかわちぃ。
げ