自分が子供の頃仮面ライダーの人形で遊んでいたら親戚が良かれと思って一番初期のTVシリーズを観せてくれたそうなのだけど怖くて泣いたらしい。
確認の為最近少し観てみたけど確かに子供が観ると怖いだろという所もあった。
あとは仮面ライダーはオダジョーがやってたクウガしか観た記憶がない。
シリーズや原作にそこまで思い入れがあるわけではないから本作も入り込めなかった所もあるかもしれない。
それにしても本作単体としてもう少ししっかりしてほしかった。
浜辺美波が覚えるの大変だなと思うような説明台詞担当で、ほぼ無いに等しいようなストーリーを難しく説明しているだけに感じた。
しかも庵野秀明の少し気持ち悪いなと思う女性観みたいのも背負わされているので彼女の仕事量多いなと思った。
全部ではないけど頼みのアクションも好みではないものが多くて残念。
序盤の過剰なくらい血が飛び散る演出は映画内での暴力の位置付けや池松壮亮演じる主人公の葛藤につながっていて良いと思ったが、モブではない死に様がしっかり用意されている様なキャラクターは皆綺麗に死ぬので何だかなぁと思った。
これ子供が観たら面白いのかどうかが一番気になる。
人の死はその人がいなくなるだけではなく魂を継承して誰かの中で生き続けるのだというようなメッセージは悪くなかったかも。