このレビューはネタバレを含みます
バトンは渡されたっていってるぐらいですからリレーを喩えてると思うのですが、リレーでも二人三脚リレーが自分の中でしっくりきました。
優子と梨花の二人三脚、その内自分では一緒に走れないことに気づき第二の父親に背中を押してもらい、もう駄目だと思い森宮さんにバトンタッチする。その時の梨花さんの無念さと言ったらないと思います。
そんな愛情のバトンリレーのアンカーである婚約者のハヤセくんがその愛情の重さを感じていなく軽く見えてしまったのが残念でした。
結末も違うのが良かったなぁ。
話がすごく良かっただけに残念でした。
人生って常に誰かがいれてくれて一緒に走ってくれて、時には後ろから押してくれて自分は今、走ってるんでしょうね。