何というかあえてこのタイトルに立ち戻って感想を述べると、バトンはいろんな前途多難で波瀾万丈な道中にて危うい場面にさらされながらも、転がり、宙を舞い、もみくちゃになりながらも前に進んでいく。命、あるいは、それに託された人の想いは、バトンのように次の運命の担い手に引き継がれていく。世の中には途中で担い手が現れなかったり、あるいは、どこか手の届かないところに飛んでいってしまいそれっきりのバトンもあったことだろう。
自分にも何かのバトンが渡されたのだということに気づく。それが何なのかを改めて自分の頭で考え、それを自分はどうしたい/どうすべきなのかを自分の頭で考え、そして叶うならそれを次につなげてきたいと思った。