善の固まりな作品でした。
固まりすぎて、自分が汚く思えるほどでした。
この作品を否定したら、人間性を疑われるほどの美談であり、人間讃歌で救いがあり希望に溢れるラストでした。
主人公はそれまで両親が定まらず、幼少時は寂しい思いや極貧生活を送るなど苦労をした上での幸せをつかむのですが、ねじ曲がっている性格の自分とは相性が良くない作品だったかもしれません。
永野芽郁ちゃん好演。他の出演者もみなハートフルに役を演じてらっしゃいました。
血の繋がりのない親たちの愛にグッとさせられる場面もありましたが…。
永野芽郁さんでいうと、「母性」と両極にある作品で、対比させると面白いかもしれません。(この映画のレビューではなくなってしまいますが)
現代のおとぎ話としてとらえると、自分的にはしっくり来るかもしれません。また本屋大賞を獲った原作も読むといいのかもしれませんね。