前から見たかった作品
U-NEXTに届いていたので鑑賞📺
タバート・フィーラー 製作、監督作品
イギリスのロックバンド「パブリック・イメージ・リミテッド(PiL)」のフロントマン、ジョン・ライドンの半生を描いたドキュメンタリー
1970年代後半のミュージックシーンに衝撃を与えたパンクバンド「セックス・ピストルズ」
そのボーカリストとして注目を集めたジョニー・ロットンは同バンド解散後に本名ジョン・ライドンとして新たにPiLを結成
それ以来バンドはメンバーやスタイルの変更を繰り返しながら今なおミュージックシーンに大きな影響を与え続けている
本作にはジョン本人とPiLの新旧メンバーをはじめ「レッド・ホット・チリ・ペッパーズ」のフリー
「ビースティ・ボーイズ」のアドロック
「ソニック・ユース」のサーストン・ムーアら豪華な顔ぶれが登場
彼らがジョンやバンドとの親交を赤裸々に語るほか華やかなキャリアに隠された紆余曲折の舞台裏や知られざる真実の数々が明かされる
以下ネタバレ
ピストルズのボーカルとして世に出たがアメリカのツアー中に脱退しピストルズは解散してしまう
脱退した時に「ロックは死んだ」という発言は余りにも有名
「G.B.H.」「デイスチャージ」等のハード・コアのバンドやニール・ヤングがロック(パンク)は死んでないと反抗
ピストルズの仕掛人マルコム・マクラーレンに訴えられてジョニー・ロットンの名前は使えないようになったと思う
相撲で本人なのに小錦や曙と名乗れないのに近いかも。。
ピストルズ脱退後、数ヶ月で通称PiL(ピル)を立ち上げ活動を始める
ジャンル的にはパンクというよりニュー・ウェーブの括りだった記憶
レコードを丸い銀色のメタル缶に入れて販売
それが当時えらくカッコよく感じた😁
この人は憎まれ口を叩き斜に構えるけど実はピュアな1面があるのかなと思う
ピストルズ再結成ツアーして「金の為にやってる、メンバー同士も仲良くない」なんていうのは、彼らしい😁
正直パンクは大好きだが音楽的にはエルヴィス等のオールディーズの焼直しの側面が強いと思うけどPiLのリズムは最先端だった電子音楽とプリミティブな原子のリズムとの融合で当時はイマイチに聴こえたけど今振り返ると革新的で素晴らしいと思う🥁
ライドンは譜面とか書けないようでジャンルは違うけどジェームス・ブラウンのようなバンマス的立ち位置でメンバーが持ちよったアイデアを彼が料理して作り上げているように感じた🎵
日本ツアーの様子もチラッと出てきます🇯🇵🗾