💬ジア・コッポラ監督作品。冴えない生活を送っていたフランキー（演：マヤ・ホーク）とジェイク（演：ナット・ウルフ）は、一風変わったリンク（演：アンドリュー・ガーフィールド）という男と出会う。リンクの言動を面白く感じた2人は動画を撮ってYouTubeに投稿。それを機に、リンクは「No One Special」という名前で活動をし始め、支持を集めていくのだが、再生数やチャンネル登録者数が急速に伸びていくなかで、リンクの言動もどんどん過激になっていく。正直、私の完成では人々がリンクに熱狂する気持ちが最後までよく分からなかったが、迷惑系と呼ばれるYouTuberですら支持している層が現実にいるのも事実であるから、一部の層に刺さることはあるのかもしれない。公開前のマーケティングやアンドリュー・ガーフィールドの人気と実力から考えると、作品自体はやや期待外れだった。
初鑑賞:2024年3月5日
鑑賞方法:動画配信サービス（U-NEXT）
2024年60本目。
3月3本目。
🗣2021年公開ということで4年経ったいまみるとYouTuberも飽和してるし、SNSに対するネット・リテラシーも向上してる（はずだ）し、1人のカリスマがここまで熱狂的な支持を集めていくとかは現代だとここまでのことはないと思うけど、“いいね！”に翻弄されていく（する側とされる側の）人間を描くのは上手いと思いました。
