ユダヤ人難民の母を持つ監督が10年の歳月を費やしホロコーストを実際に目撃してきた加害者側に250以上のインタビューを敢行したドキュメンタリー。
冒頭、日本人だったらウソでもこういうTPOでは絶対かけれないよなーと思うポップな眼鏡をかけたマダム登場で面食らう…！༼✷ɷ✷༽←本当にこの形
当時はまだ子どもだった人が多くて、されるがままだったにせよ後悔している人も居れば"三つ子の魂百まで"な人も当然居る現実。
それは一見胸糞だけど皆高齢者でどこまで正気かつ本音なのだろうかというのも気になった。私の祖父も生前、戦争で人を殺した事実を悔いていたが、その話をするのは酔った時と痴呆の症状が出た時だけだったと聞いていたから。祖父と重ね合わせて観た時、私には誰の事も批難出来ないと思った。
個人的には映画『江分利満氏の優雅な生活』での戦犯についての言い分がとても腑に落ちているのでそれも思い出しつつ。
ナチスを題材とした映画はこれまでに沢山観てきたと思ってても毎回知らない面に出くわす果てしなさに絶望しながらも知る事をやめず続けていきたい。
2024/05/04Amazon Prime Video＊字幕
