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三人の女のNICEのネタバレレビュー・内容・結末

三人の女(1977年製作の映画)
4.3

このレビューはネタバレを含みます

1Woman

今作は一人の女性の3つの人格・時期(少女時代、大人時代、老人時代)を描いた映画なんだと思う。

ラストの、ピンキー(娘)、ミリー(母)、ウィリー(祖母)の構図。

内気なピンキー(少女・娘)は理想の自分を演じているミリー(大人・母)に憧れ、人の眼を気にせず本来の自分を表現するウィリー(老人・祖母)に魅力される。
途中から反抗期、大人の階段を登り始める。(ピンキーがミリーに近づく)

理想の自分を演じているミリー(大人・母)は、自分のかつての姿であったピンキー(少女・娘)に愛情(&嫌悪)を感じ、未来の自分の姿であるウィリー(祖母・祖母)の姿はできれば見たくない。

自分を理解できるのは自分だけ、自分の親も自分の子供も自分自身。
めちゃくちゃ可笑しくて、哀しい映画👍
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