それにしてもこの映画の看護婦のミリーと見習いのピンキーのあの得体のしれない疎外感は何なのだろう。確かにミリーは他人の微妙な空気が読めなくて、誰からも相手にされなていないのに一人で話し続けて、更に疎ま…
>>続きを読む今まで見てきた映画の中でも、トップクラスに怖い映画。
描いちゃいけないことを描いている気がする。
今だと絶対に企画は通らないし、出資する人はいないだろう。
商業映画でこの企画が成立していた時代が、今…
ロバート・アルトマン監督作。テキサスの田舎からカリフォルニアへやってきた不思議ちゃん女子ピンキーは老人リハビリ・センターに就職。先輩看護婦で自由奔放なミリーに仕事を教えてもらう内に彼女を慕うようにな…
>>続きを読む主演のシェリー・デュヴァルがカンヌで女優賞を受賞した、ロバート・アルトマン監督による"女性映画三部作"の第3作。
南カリフォルニアの砂漠地帯。高齢者リハビリ施設で働く女性理学療法士2人がルームメイ…
さっぱり分らず、もう頭が回っているのか停まっているのか分らないくらいに分らない
常に映り続ける不穏、現実か否か、真実か否かという疑問がどの瞬間にも付き纏っている、そんなような恐怖
執拗に声をかけ続け…
【霧のかかったような夢と幻想と迷宮と】
お久しぶりのアルトマン監督作品でございます。
すっごく気味が悪くて面白い。
謎にベルイマン監督みもあるし。
体調が悪くて長時間睡眠を取った時に見た夢みたいな……
シェリー・デュヴァル演じる自意識過剰なミリーがずっと不憫で、「どうにか報われないかなあ」などと思っていたら物語があらぬ方向に転がり始め、最後にはマルホランド・ドライブのような奇妙な余韻が残った
バ…