さっぱり分らず、もう頭が回っているのか停まっているのか分らないくらいに分らない
常に映り続ける不穏、現実か否か、真実か否かという疑問がどの瞬間にも付き纏っている、そんなような恐怖
執拗に声をかけ続け…
【霧のかかったような夢と幻想と迷宮と】
お久しぶりのアルトマン監督作品でございます。
すっごく気味が悪くて面白い。
謎にベルイマン監督みもあるし。
体調が悪くて長時間睡眠を取った時に見た夢みたいな……
シェリー・デュヴァル演じる自意識過剰なミリーがずっと不憫で、「どうにか報われないかなあ」などと思っていたら物語があらぬ方向に転がり始め、最後にはマルホランド・ドライブのような奇妙な余韻が残った
バ…
ロバート・アルトマンにしては割とストーリーがしっかりしてる。盛り上がりに欠ける平凡なシーンばかりで退屈かと思いきや会話のテンポやリアルな登場人物との距離感など人間観察をしてるようで不思議と見てられる…
>>続きを読む怖〜い☺️
絡みやすい版『仮面/ペルソナ』。ドカンとやばいやつがいない代わりに、じわじわずっとやばいやつしかいない。「無視」のモチーフがひたすら反復され、きもいグルーヴをなしている。『三人の女』と言…
やっぱりめちゃくちゃ好き、この路線のアルトマン映画。孤独、無関心、見栄、強情、嫉妬、見下し、ちょっとだけ愛。いたたまれなさすぎて死にたくなるほどの孤独にまつわる繊細な映画。ふざけて温泉に潜るスペイセ…
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