おデブ故に学校でいわれのないからかいにあっている主人公リタ。
体育のロープ登りの授業中、彼女は超能力に目覚め、同級生を高所から転落させてしまう。そして浮かび上がる家庭内不和。突如として人智を超えた力を得たリタは、捌け口を求めるようにその力を行使する愉悦に溺れて行くのであった…。
70年台の超能力もの。とはいえキャリーやフューリーのような派手さはない。なんせ主人公が壊滅的に可愛くない。シシー・スペイセクってなんやかんや華あったんだなと。
話は超能力よりも母と娘の絆的なものがメイン。
リタを疎んじる父親と妹はなかなかにひどい。が、リタもなかなかな性格しているので一方的に同情しづらい。なんでこんなめんどい建て付けにしたんだ。
おかんが大層美人。おとんハゲ。妹美人。リタコメントに困るくらい中途半端なおデブ。もっとファットな奴いたろ。仰天チェンジ見習ってほしい。
最後のバトルはスキャナーズみたいで楽しかった。