てるる

カダラムの征服者のてるるのレビュー・感想・評価

カダラムの征服者(2019年製作の映画)
3.9
インド大映画祭2021-③

あれ、なんか展開が全部読める…。
てこれフランス映画「この愛のために撃て」のリメイクやないかーーーい!

「暴走車」のリメイク、「タイムリミット 見知らぬ影」を観た時も同じ気持ちを味わったけど、タイトル全部変えるのヤメテ(꒦ິ⌑꒦ີ)

ちなみにオリジナルの方は韓国映画やハリウッドでもリメイクされてます。

オリジナル2回、リメイク版2作品観てしまってるので、記憶力の弱い僕でもストーリーほぼ覚えてた。

基本はかなりオリジナルに忠実で、ラストだけちょっと違う…というか追加されてる感じ。
この追加要素が結構好きだった。

そして今回のインド映画版の何がいいかって、主人公がちゃんとモサいオッサンであること。

この作品はともすればモブキャラにも見えるオッサンが妻の為に奮闘するところが面白いし、応援したくなるのに。

韓国映画版は変にイケメン使ってるから微妙だし、ハリウッド版はファルコンことアンソニー・マッキーなので普通に強そう😅

もう1つのポイントは、一緒に逃走することになる悪党の存在。
こちらはヴィクラムがめちゃくちゃ渋い!
ハリウッド版のフランク・グリロも良かったけど、グリロに匹敵かそれ以上のカッコ良さ!

しかもエンドロールではイカついヴィクラムが声高らかに歌い上げるのちょっと面白かった🤣

元々オリジナルが面白かったので、もし初見ならもっと点数上げてたかな。
オリジナル観てなくて、インド映画好きならこっちを先に観た方が良いです!
リベンジ上映求む!
てるる

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