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成れの果てのrumblefishのレビュー・感想・評価

成れの果て(2021年製作の映画)
3.0
姉の結婚相手はかつて妹を苦しめた男だった。
妹はゲイの友人を連れて、数年ぶりに実家に戻る。

人間の悪意を描きたかったんかな。
ただ、登場人物が一面的というか、ストーリーにパズルのピースを当てはめるように人物が作られたように感じた。
人間の多面性とか、意外性とか、深みとかが感じられなかった。
姉の豹変にも驚きはなかった。

姉の動機も弱い気がする。
もっとどす黒いものがないと、あの結婚の選択肢は選べないのでは。

それとこれは申し訳ないけど、柊瑠美、最後の芝居は松本まりかやったらもっと鬼気迫る芝居になったんちゃうかなと思ってしまった。すみません。