ゆき

恋の病 〜潔癖なふたりのビフォーアフター〜のゆきのレビュー・感想・評価

4.1
醒めた後の話

画角の遊び方がとても面白い一作でした。
ぞれぞれの世界が広がったように、画角もぐっと広くなる。
色のインパクトと、物語自体の展開にギュッと掴まれパッと手放された感覚の余韻。してやられた感。
デート含め二人の可愛さもたまらん。
たった1日の出来事なのですよ、これ。
感情のふり幅が広くて、もうぐらんぐらん。
理解者が補う関係性に変わり、無くてはならない存在に膨れ上がっていく。
それはお互いが変わらないこと前提で。
決断の先に何が待ち受けているのか、想像しすぎるのはよくないかも。

一直都不改变
×××
重度の潔癖症の青年。外出は決まった日だけ、家で人に会わず触れず“偏人”的日常を過ごしてきたが、ある日電車で全く同じ完全武装の女性と出会う。互いに重度の潔癖症である二人は清らかな恋愛をスタートさせる。
ゆき

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