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屋敷女 ノーカット 完全版のShokoのレビュー・感想・評価

屋敷女 ノーカット 完全版(2007年製作の映画)
3.4
〖屋敷女 ノーカット完全版〗(映画/フランス/2007)



『クリスマス・イブの夜。出産を翌日に控えた妊婦・サラの家に、黒い服を着た長い髪の見知らぬ女が忍び込んでくる。女は巨大なハサミを手に、サラに襲いかかる。信じられない衝撃と理不尽な恐怖に包まれたサラは、陣痛を起こしてしまうが…』

ロアさんに教えてもらったクリスマスムービーを観た。
タイトルだけ知ってて気になってたまま忘れてたから助かりました。
わくわくフレンチホラーです。

冒頭はなんも起きなくて結構だるいな〜と思ってたんだけど、なんかさ、これは私の悪いところなんだけどスラッシャー映画ってスタートからめちゃくちゃになってほしいっていうか、えっちな動画で行為の前のインタビューシーンいらないタイプなんだろうな私は、って思ったりした。なんの話よ。
それでちょっとどうしようかなと思ってたけどなにしろ82分のさくっと映画なので割と早めに屋敷女が現れてオッきたきた〜となり、妊婦が出てくるスラッシャー映画なんてお腹裂かれる以外ないだろうなと思ってたので早速おへそにはさみぶっ刺して切ろうとしたところでワーって盛り上がったけど普通に痛くて自分のおなかの肉をギュッとつかんだ。肉がたっぷりとあった。
そのあとは助けに来た人がどんどんやられていき、目を刺されたり鋏ぶっ刺されたり拳銃で頭吹っ飛ばされたり安定のスラッシャーが続いてよきよきと思ってたけど、結局屋敷女はなんだったかっていうとサラが前に交通事故起こした相手でその女も妊娠してたんだけど流産してサラの子供を奪いに来たっていうね。
なので女に殺されかけた警官が暴れてサラのお腹を刺した時に(この辺からどピークすぎた)女がサラを守って警官を殺し、そんでいよいよ子供が生まれるけど出てこないっていうサラのお腹を鋏でジョキジョキって切って子供取り出した。もうここ痛すぎて涙出た。
でも女もその前にサラに顔焼かれてぐちゃぐちゃで死にそうだし、子供奪ったはいいもののどうにもならんだろなという感じ。
サラはなんでか腸とかも出て死んだ。だーれも救われない助からないぐちゃぐちゃ血みどろスラッシャー映画(しかも動物も死ぬ)でフレンチホラーって容赦なさすぎて好きだな〜って思った。ちゃんと時間の経過で血が固まってるところとか好感持てる。
とにかく、私は殺人鬼に殺されてなくてラッキー!ってすごい思った。殺人鬼に殺されるのは最悪だよ、ほんとに。
あと、クリスマス要素はあらすじ以外皆無だったのもまた良かった。もうクリスマスは終わりよ、明日からお正月。みんなでおもちを食べよう。

(163/おうち映画80)
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