Barboncuraさん

ベネデッタのBarboncuraさんのレビュー・感想・評価

ベネデッタ(2021年製作の映画)
4.0
朝一番の有楽町、久しぶりにヒューマントラストに足を運ぶと駅前の果物屋がパン屋になっていた。引っ越してから日比谷有楽町に行く時は、千代田線を使うようになっており、気づかないうちに街の景色が変わっている。
街に人が戻ってきて、閉まっていたお店が新しくなっている事が増えている気がする。自身も二度コロナに罹って色々大変だったが、周りはもっと大変だったようだ。

未知の恐怖への反応は今も昔も変わらないが、与えられる情報によって判断は異なる。劇中ベネデッタは、自身の欲を満たすために自身の奇跡体験を利用する。
教皇大使やシスターフェリシタと異なるのは、奇跡体験を内面化しており、さらに民衆に分かる範囲で伝えていることのように感じる。
と、何となく自分の体験と映画を繋げたかったが、難しかったです。
映画は細部から何から何まで面白すぎました。