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ドラゴンボール超 スーパーヒーローのTのレビュー・感想・評価

4.0
あらすじ
レッドリボン軍は「悟空一味は地球侵略を目論む悪の組織だ」というデマでドクターヘドを騙す。ヘドも莫大な研究費に目がくらみ加担してしまう。
自分こそ正義だと思い込むヘドとその人造人間は果たして騙されていることに気がつけるのか!?

明らかに陰謀論と科研費の話。

さらには悟空やピッコロらを「宇宙人」として敵視するといった人種差別を匂わす展開も。本当のことに、嘘や根拠のない想像を織り交ぜ、人種差別を利用して煽る。うーんリアル。

ドラゴンボールでこんな話ができるとは思わなかった。

子供のために見に行ったので全く期待してなかったのもあるけど、最後はグッときて、なんなら"ラストシューティング"に涙をこらえたまである。

もちろんみんなが期待するバトルも盛りだくさん。動きもヌルヌル。悪いことをあえて言えばヌルヌル感がちょっとキモいくらい。あと悟空ベジータパートの作画、今回の主人公ではないとはいえちょっと作画に差がでているようなきがする。それくらいかな。

やー、びっくりした。
面白かった。

追記:特典のビジュアルシーン&台本ビジュアルボードが良かった。ただの厚紙っちゃ厚紙なんだけど、映画のワンシーンとその裏の台本で映画を思い起こさせるし、コレクション性も高い。費用対効果バツグンだと思う。『鬼滅の刃』も"厚紙"特典があったけれど、裏は真っ白。同じビジュアルボードでもこの差は大きい。
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