ゆのは

僕の巡査のゆのはのレビュー・感想・評価

僕の巡査(2022年製作の映画)
3.5
23/No.49
お目当てはハリー・スタイルズ。

恋愛ドラマと聞いて
真っ先に男女の恋愛を
想像してしまい、
私も未だに古い認知バイアス
を取り除けていないこと
に気づかされた。

だからと言って、
同性愛に対する偏見はない。
「相手が誰でも、
愛しているなら
それで良いんじゃない?」
と考えている。

しかし、そんな言葉が
通用しない時代が
あったのも事実。

多様性について寛容な
社会になっても、
見えない障壁が
あるんだろうな。

2人のカーボーイの
切ない恋物語
「ブロークバック・マウンテン」
から20年近く経つ今日も、
このような内容が
描かれていることがそれを示す。

にしても
「ブロークバック・マウンテン」。
ストーリーやセリフの至る所が
「ブロークバック・マウンテン」。

ただ、
こんなにも似ているのに、
この作品は半ば妙に不快だった。
相手が男でも女でも
不倫であること変わりはない。
そのため、何としてでも
トムを自分のものに
しようとするパトリックが
受け付けなかったんだと思う。
また、時代がそうさせたとはいえ、
どっちつかずのトムもトム。

綺麗な雰囲気で
描かれているけど、
泥沼ロマンスだった。
ゆのは

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