オンライン試写にて鑑賞
小松菜奈ちゃんの単独主演は今までなかったのかー意外
声の録音のシーンから始まる
鈴の音が忘れられないと
冒頭からなんだかアート的というか不思議な雰囲気の映画だと思った
4人の中に流れる空気や会話の間も独特なものがあった
セリフも詩的なものもあって美しいんだけど、現実でこんな表現を言葉にしてなかなか使わないなぁと思うこともあった
そのせいか共感しにくいというか、入り込めなくて、客観的に彼女たちを見て終わってしまった感覚
ひいらぎくんは初めから不思議くんなのは分かったが、途中から何らかの精神的な既往があると知る
けれど、やっぱり制服を着ることへの想いや悲しさがうまく伝わってこなかったのが残念だった
小松菜奈ちゃんが走っても走ってもうまく息ができなくて苦しくて、なかなか彼の死を受け入れられなくて、それでもだんだん時間は流れていると分かって生きていかなきゃって思っていくところはとてもよかったです