【Stillwater】
■総合評価
演出 ★★★★☆
ストーリー★★★★☆
キャスト ★★★★★
音楽 ★★★☆☆
映像 ★★★★☆
■key word
[ネックレス]
「人生は残酷だ。」
「前にあげたネックレスは?」
「ここは変わらない。ずっと同じ。そう思わない?」
「思わないよ。全てが違って見える。別の場所みたいに。」
■あらすじ
留学先のフランスで、殺人罪で捕まった娘のアリソン(アビゲイルブレスリン)。
その父ビル(マットデイモン)は、娘の無実を晴らすため、アメリカからフランスに滞在する。
ビルはフランスで出会った舞台女優のヴィルジニーやその娘のマヤに出会いながら、自力で真犯人を探し続ける。
無罪を主張する娘と真犯人と思われる男、そしてビルが知る衝撃の事実とは、、。
■感想
見終わった後、5分ほど虚空を見つめて放心状態になった。
それほど、終盤の展開と結末に明かされた事実に驚いた。
[key word]にあげたワードとセリフがこの映画の全てを物語っていると思う。
そして映画を見終わった後、このジャケットが示す深い意味に気づく。
また、Still waterには致命だけでなく“溜まり水”という意味もあり、見終わった後にダブルミーニングに気づき、唸ってしまった。
もっとたくさんの方に見ていただきたい作品!
■キャスト
・マットデイモン
建設現場に従事するマットデイモンを見て、【グッドウィルハンティング】を思い出した。
彼の、葛藤や苦悩、ささやかな喜びなどを示す演技は、とても演技とは思えないほど凄い。脱帽。
・アビゲイルブレスリン
彼女の演技も本当に素晴らしかった!
憎しみや怒りを表す演技にも圧倒されたけど、時折見せる優しさと脆さの演技にも驚いた。
【リトルミスサンシャイン】【私の中のあなた】の子役がこんなに成長してたのにはびっくり!