"心配いらん。わしの腹は特別脂肪が厚いからな"
劇場版としては久しぶりに黒の組織が登場。
また、東京・神奈川・静岡・長野で事件が発生したということもあり、アニメや原作ではお馴染みの各県警の刑事達も総出演。
そういう意味では原作のエピソードを知っていると登場人物達の整理がつきやすい作品でもある。
ただ、この県警の面々が活躍するかというとそんなことはなく、群馬県警の山村警部や静岡県警の横溝刑事などは警察とは思えないほどポンコツっぷり。物語上仕方ないとはいえ、あらゆる場面でコナン達に先を越される始末。
ポンコツといえば、ゲスト声優のDAIGO。
公開当時に人気者だったから起用されたのだろうけど、演技力があまりにも無さすぎで違和感ありすぎ。
いつも思うけど、コナンレベルの作品ならゲストは必要ないと思うんだよなぁ。
また、この近辺の作品から、蘭姉ちゃんの戦闘力が飛躍的に向上してきている。
「ライフルは無理でも」と言いながら、拳銃の弾を避けてみせる蘭。
いや、拳銃だって無理だから！
