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マリとユリのyzのレビュー・感想・評価

マリとユリ(1977年製作の映画)
4.5
人間は本来的に孤独でどうしようもないところさえあるが、それ故に他者と共に在ること、その先にあるものが刻まれていて感動的。

また、他者と共に在ると言う時に、社会に虐げられてきた者たちの連帯という繋がり方を描く事や依存症とその治療に触れること、メーサーロシュ・マールタ監督の先進性であり誠実、切実なところだと思う。

マリとヤーノシュの会話シーンからラストのマリ、ユリ、ジュジの姿、ぶっ刺さった。
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