歳若い夫婦の不器用だがまっすぐで情熱的な愛を目の当たりにして、長年連れ添った夫との関係を見直すことになる中年女性の物語。面白かった。1977年作。女性二人の友情を描いているが、仮にこれが男性二人だっ…
>>続きを読むメーサーロシュ・マールタ監督『マリとユリ』(1977)
男の加害性と歩み寄りに翻弄される女たちが互いに築いた防波堤ー
メーサーロシュの描く女性の"飾らなさ"、これは男性監督の演出に果たして到達で…
このレビューはネタバレを含みます
多くの映画、主に男性中心社会で作られてきた大作ハリウッド映画には、この映画の持つ「真実」へのまなざしが欠けている。
劇中の会話で、「真実」という言葉はキーワードとして扱われており、この映画における…
オムレツをフライパンごと投げつけるシーンとセックスの後の床に突っ伏しながらの真顔がこの映画の最大瞬間風速では。男が愛してるよって言いながらベロベロだったり、アル中の更生プログラムが過酷だったり笑って…
>>続きを読むその腐ったオムレツをよこせなんて言われたら私は熱々のオムレツ頭からかけるけど窓に投げたマリ偉い^_^
マールタは有害な男性性を描きつつも、ただ男性だけを悪として描くわけじゃなく女性側の不安定さや卑し…
メーサーロシュ・マールタ監督作品5作目の鑑賞。
工場の女性寮の寮長をしている中年女性のマリが、アルコール依存症の夫を持つ若いユリと出会い、ユリの自由奔放さに感化されて自分の夫婦生活の無意味さに気づ…
“人生はこんなに単純”で“幸せは必ずそばにあるはず”だから
自分の人生の主導権は自分にある
そんな当たり前のことにすら気付かず、じわじわと蝕まれながら老いていく
女にとって最も有害なものは男の存在…
ハンガリーの至宝メーサーロシュ・マールタ監督。なにか胸騒ぎがする感じがして続けてもう1本。
『アダプション/ある母と娘の記録』の時のように、こちらも年齢差のある女性2人が、不思議な連帯感を持ちお互…
【詳述は、『とにかく見にきてほしい』´23-6-23欄で(但し、機器不良時で内容不全)】【再見時感想は、『アダプション ある母と娘の記録』’23-9-3欄で】
身内的俳優と、仏スターを組合せ、間…
アルコール依存症の旦那を持つ女が相談しているうちに中年女と仲良くなる話。
出てくる登場人物全員の言動が直感的に理解できない。
発狂オムレツフライパンチャレンジ観れただけでも良しとしたい。
レスト…
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