突然イソン・ヒル監督の過去短編がFilmarksに掲載されたので振り返りレビュー！

(予告編公式↓)
https://youtu.be/mughcm9bwuw

「先生のことめっちゃ好きなんです！」と教え子の男子高校生から猛アプローチを受ける担任教師が必死にそれに抗う物語なんだけども……いつものようなホモフォビアからじゃなくて「生徒を好きになることは許されないから…」って理由でモラルと葛藤する様を描いた禁断愛系BL。

イソン・ヒル監督作の魅力と言えば"身体性"を重視した演出にあったと思うのだけど、(本作では)乗り物や小道具の"運動"(そして"移動")を巧みに利用してキャラの感情の揺れ動きを表現しているのが秀逸なのと、(いつものように)抑圧されていた"どうしようもない想い"が最終的に暴力として表出する辺りがまさに"イソンヒル・イズム"ここにありって感じで良き！
(暴力による愛情表現はBLだからこその特権…と言うか視聴に耐えられる＝許容できることを再認識)

本作を単体で見るよりも、本作→『Going South』→『White Night』と一連で見た方が味わい深いはず。

イソン・ヒル監督の久々の新作『Sparrow(英題)』(2020)の日本公開(とそれに合わせた過去作特集上映)を切望！(特に『Break Away』を何とかして見たいんだけども…)

ようやく登録してもらった。暴力ありきではあるけどイソンヒル、短いのにやっぱり力あるのがわかる。

• #あんころもちのBL

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