パンケーキレンズ

007/美しき獲物たちのパンケーキレンズのレビュー・感想・評価

007/美しき獲物たち(1985年製作の映画)
3.0
クリストファー・ウォーケンが悪役を演じ、ロジャー・ボンドが見納めとなる今回、全体を通しての印象は
「なんか、ちょっと007っぽくないな・・・」
というのが、正直なところ

まず、ボンドガールが前半、不在!
大掛かりなアクションが展開されるものの
競走馬がどうのこうのは、興味のない方にはツライかもしれないですね・・・w

その後の、乗馬シーンでのアクションや
車を沈めたり、シティホールを爆破したりと
目白押しではあるんですが

単に、悪役ゾリンが、ボンドを殺しそびれる

という、その繰り返しに過ぎないのです・・・
そのパターン化に、ちょっと物足りなさを感じました

とはいえ
いつも多種多様に楽しませてくれる、悪役の側近たち
今回も、メガ・インパクトなキャラクターでw
どうせなら、彼女をボンドガールにしてあげたいくらいです
ロジャー・ムーアの最後のボンドガールに、相応しいと思うんですけど(^^;)

何かとお茶目で、アチラの任務には常に精力的だった3代目ボンド
コミカルがたま~に、行き過ぎることもありましたが
それもこれも、当時、時代が必要としたボンドだったということなのでしょう・・・ってことで♪