ヘルボーイの続編。2作目も変わらず面白い。クリーチャーがどんどん出て来て何となく“メンインブラック”とか“フィフスエレメント”が思い起こされた。前作大活躍の若手FBIマイヤーズが南極に左遷されたってのが一番笑ったかな。結構好きだったのにな。
今回もキャラデザインが最高で、ガス野郎のヨハンや、歯の妖精、機械仕掛けの兵隊、運命を握る死神などこれでもかというくらい心がくすぐられる。途中ヘルボーイとエイブが歌い、エンドロールでも流れる“can’t smile without you ”の様に、敵も味方も結局は愛を追いかけているところにギレルモ監督っぽさを感じる。ダークでハートフルなアメコミ映画。ちなみに「超常現象捜査防衛局」って組織名めちゃ好き。続編ないのが残念だなぁ。
