ゲル

裁かるゝジャンヌのゲルのレビュー・感想・評価

裁かるゝジャンヌ(1928年製作の映画)
4.2
映画を観て久し振りに衝撃を受けた。
すべてが完璧な約100年前の作品。
画面に映る人々の表情での演技力が全員素晴らしく、画力が強い。
日本語訳が素晴らしくて無駄が一切ない。
絶え間なく流れる音楽によって厳かな気持ちになり、教会にいるかのようだった。
サイレントは数本しか観たことがないけれど、文句なく頂点である。
山岸凉子氏の漫画『レベレーション(啓示)』が好きなのだけれど、どことなく共通の雰囲気があるように感じた。
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