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裁かるゝジャンヌのmmd14rのレビュー・感想・評価

裁かるゝジャンヌ(1928年製作の映画)
3.2
人間は非言語からその人の感情を読み取るから、俳優の表情の演技ってものすごく大事なんですね。
この映画はほぼクローズアップが使われていて、表情による情報が大部分で、ただところどころわかりにくくて難しかった。この人瞬き忘れてないかなってぐらいJoanは目を見開いていて、人間の恐怖というか追い詰められた表情というか鬼気迫るものを感じた。

時代のせいなのか、それとも意図的なのかフレームが基本ぼやけていて、窮屈さを感じた。ただ一度、サインするシーンだけははっきりとした型取りがされていたように思えた。
少しでもグロいのが苦手な私にとっては瀉血のシーンは目を背けるレベル。

無声映画は初めてで、加えて英語字幕に分からない単語がパラパラとあったから付いていくのに必死。
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