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裁かるゝジャンヌのTOTのレビュー・感想・評価

裁かるゝジャンヌ(1928年製作の映画)
4.4
‪クローズアップと会話字幕が審問の愚劣さを浮き彫りにし、処刑シーンを仰角にとらえて硬質な構図の後の荒々しく蠢く群衆に、怒りと虚しさが湧き上がる。
涙を流しながら乾いて悟っていく女、女を憐れむふりをして服従を望む男たちの無自覚な男性性。
傑作‬。

アンスティチュ・フランセ東京、ゴーモン映画特集にて。
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