水俣湾の対岸でありながら日本一の養殖ブリの生産地として急成長を遂げた鹿児島県東町。魚つくりは人づくり、街づくり。15年で130倍の急成長はエグい。金が儲けられれば若者が離れる事も無く良い循環が生まれていく。

正式タイトルは『日本一ぶりの里　訪問記』。
鹿児島県の離島・長島にある東町漁業協同組合のPR映画として製作。限られた漁場、僻地・離島という条件の下、東町漁協は、養殖ブリ日本最大の産地へと成長。今や女性も漁に出ているが、以前は迷信もあり女性が漁に出ることはなかったと土本監督のインタビューに答える漁業協同組合長。沿岸漁業と養殖漁業の両立、網元制度の廃止。不知火海をまたぎ対岸に位置する水俣市。長島も水俣病の影響を受けて一時は漁が禁止されたが、それを乗り越えて漁協中心の新しい協同性の確立した軌跡を辿る。

年始に佐藤真の阿賀シリーズをプロジェクターでみるの好きだったのに今年は東京の家にいたからできなかった。今年は柳沢寿男がみてみたいのですがどうすればみれますか。。。