薫子

場所はいつも旅先だったの薫子のネタバレレビュー・内容・結末

場所はいつも旅先だった(2021年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

異国の地を旅する憧れと、賢太郎さんへの憧れでずっと楽しみにしていた作品。やっと鑑賞できました。
旅は真夜中から夜明けにかけて。淡い光の中に浮かぶ街並みや人の営みが綺麗でどこか懐かしくて、ぼーっと気持ちよく鑑賞しました。
賢太郎さんの朗読も、決して上手くないんだけど心地良い。プロみたいにさらっと流れて行かずにあったかく流れ込んでくる感じ。若干、朗読の間の取り方、たぶん編集の問題だと思うけど、段落と段落の間が短いのがちょっと気にはなりました。もっとゆったり空白が欲しかったかな。
映像も、何気ない日常を優しく映し出す撮り方が凄く良かったのだけど、若干手ブレで酔うような。体調かな?
ただそもそも賢太郎さんが大好きなので、気持ちよく幸せにぼーっとしながらぽろぽろ泣いて終わりました。DVD欲しい。部屋のプロジェクターでずっと流してたい。

11.10 2回目
耳が慣れたのか体調か、1回目で気になった賢太郎さんの朗読の畳み掛け方や滑舌がほぼ気にならない。純粋に賢太郎さんの声いいなーと思いながら、光が綺麗な映像見ながら、気持ちよくうとうとしました。
台南の途中から流れ出す陽気な音楽が好き。

11.14 3回目
ふわふわと、まるで、宇宙旅行のように、の言い方と、やっぱり、旅っていいなあと、の言い方が凄く好きです。
旅の自由さが心地よくて、羨ましくて、何回でも見たい、何回でも見れる映画だと思います。
薫子

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