恋しくて

スクリームの恋しくてのネタバレレビュー・内容・結末

スクリーム(2022年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

2000年を高校生として過ごした人間としてはスクリームに思い入れがあり、ずっと観たいとは思っていたが、スクリームに関しては1以降は観終わった後、「観なかったら良かった」とほぼ全作品で思う。でも意外とそんな感じが嫌じゃない。
今回はそんなスクリーム1に対するとリバイバルなのか、リスペクトなのか、自虐なのか、そんな要素が詰まりまくってて、とにかく話がとっちらかってる。無理くり主軸にしてる過去の話に今の話をくっつけて、殺人、お涙、殺人、お涙、殺人、女の友情、殺人、お涙みたいな感情がごちゃごちゃになって、ラストシーンを迎える頃には「もうエンディングなんか何でもいいよ」という気持ちになってる。スクリーム1の映画を越えるために自らがそのシナリオを実践するという映画狂が起こした殺人劇。ジョン・ウォーターズの『セシルBシネマウォーズ』的な映画狂。んなバカな。と思うのは日本人の感覚なんだろうか。
これ途中で思ったけど、映像やお金がある程度掛かってるからそう見えないだけで多分B級ホラーなんだと思う。エクスプロイテーション映画というか、びっくりさせて笑わせて泣かせて最後に怖がらせられたらなんでもありみたいな、アトラクション満載。
そう思うと全てが納得。
もちろん思い出のパワーがなかったらマジで駄作。
スクリーム好き以外は見ても意味ないです!
犯人の推理したかったら是非コナン見てください。
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