どっからみても斎藤耕一。「約束」より「無宿」より「津軽じょんがら節」より前の作品だった。なにも変わらない田村正和、嫌いだけどただただ可愛い加賀まりこ、ブラジル行ったらパティシエでかんばれ森進一、岐阜って聞いただけでピンときてる月丘夢路、セリフ一個もなかったけどヤバさだけはビンビン感じる加藤治子の存在感。ニュアンスしかないって言われたらそりゃそうなんだけど、このニュアンスが斎藤耕一。このニュアンス確実に勝新のイタダキの一部だよなあっておもいながらみていた。

田村正和の走り方ほんと素晴らしかった

いつものエモ藤耕一で安心した、体感2時間超え。この時期の邦画てすぐブラジル行きたがるけど結局行かずに終わるの安定してる。田村正和×森進一兄弟食いしてる月岡夢路×辰巳柳太郎。尾崎奈々、日本人離れしたプロポーションしてる…ラスト逞しい森進一が自身の歌でひとりブラジルに旅立つのだけクエスチョンマークが無限に頭についた。ココリコ遠藤のおふくろさんをガキ使でよく見てたのでフルコーラスで元ネタ観れて良かった…

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