ベーべ

神の娘のダンス/God's Daughter Dancesのベーべのネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

私はダンサーよ…

ブリリアのショートフィルムにて。
あらすじの段階で、めちゃめちゃ面白そう!と思って鑑賞。
上映時間25分だけど、かなり好きなやつだった。

観てそうで観たことのなかった、韓国の兵役&トランスジェンダーを取り扱った作品。
確かにどーなんだろ?と、ずっと思いながら観てた。
実際は知らんけど、今作だけでいうと、性別的に女性と認められると免除されるみたいな感じ?

相手の視点でいうと、兵役をかいくぐる為に女装してくる輩が多いみたいで、その見分け方が大変そう。

で、今作の主人公は、ホントに心も身体も女性。
身体も…というと、非常にややこしいけど。

とりあえず、兵役検査の期限の最終日まで引き伸ばしている状態で、前日に明日は絶対来いという電話が掛かってくるところから始まる。

そして、兵役検査場で色々起こるのが、メインストーリー。

まず、もちろん見た目で周りにびっくりされる。
そして、当たり前のように別室で何かの先生と面談させられる。
自分が女性であることをアピールするが、ほとんど聞く耳を持たない先生。
書類も性転換を認める裁判所の返答がまだだったらしく、それも話をややこしくしている原因。
それでも両者譲らない状態が続き、先生が放った一言。

もう見た方が早いから下着を脱げ

…。

さぁ、どうなる…?

多分だけど、主人公は兵役に行きたくないんじゃなくて、社会的に自分が女性だと認められたい!というのがポイントだったと思う。
自分=女性
女性=兵役には行かない
…的な?

ラスト1分ぐらいはめちゃめちゃ好きだった。
ベーべ

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