てぃだ

サンマデモクラシーのてぃだのネタバレレビュー・内容・結末

サンマデモクラシー(2021年製作の映画)
4.1

このレビューはネタバレを含みます

明石家さんまのデモクラシー←違
いやで劇中のおばさんも
そういうこと言ってたし(汗


でーじ面白い
「沖縄に本当の民主主義はない」
とはよく言われるけど
やっぱりそれを伝える切り口は
どうしても
基地問題
辺野古の埋め立て
安保条約
地位協定
米兵による女性暴行事件
サンゴやジュゴンに
絡む環境問題
からになりがちなところ

さんま

から入る入り口が
そもそも面白い
庶民の生活に最も近い
食事

そこから沖縄に生きた
ウシラッパ亀(+虎)の
3人(+4)の人間を中心に
さんま裁判と
戦後沖縄にとっての民主主義を問う

多少ばらつきもあるけど
やっぱり切り口がとても面白い

そこに落語家の語りと
もう一人の語り部を交えるスタンスも
とても効いていると思う
しかもちゃんとオチまでつけてる

カメジローのエピソードもあるけど
宮古島出身の
ラッパ=
下里弁護士のエピソードが
面白すぎてこれだけで
一本の映画が作れそうw

敢えて
現首相が官房長官で
翁長雄志が知事だった頃の
映像を使ったり

ドキュメンタリー映画というには
遊びすぎてるというか
そんな気もするけど
いやードキュメンタリーも
遊んでいいと思う
こういう語り口は大いに歓迎したい

断言するのでじゃなく
分からない部分ははっきり
「◯◯だったんでしょうねー」
という語りにするのも
僕は非常に好感を持った。

民主主義のショーウィンドウ
沖縄に
本物の民主主義などない
てぃだ

てぃだ