このレビューはネタバレを含みます
横井さん、小野田さん、覚えてる。こんな考えでジャングルに残っていたとは。投降するな、死ぬな、そんな権利はないと、諜報教育で裏を読む習慣を教育されてきた弊害。フィリピンの人もジャングルに残留兵が潜んでいて怖かったことだろう。フィリピンは小野田さんの終戦後の罪をとわないと。日本は戦後補償は終わっているから見舞金で処理したとwikiに。小野田さんが現地で玉音放送を聞いてこれが小野田さんの終戦、のようだけど帰国後のご苦労も大変だったよう。日本では作れなかったのかな。地味だから興行的にダメなのか。全部事実に沿っているわけではないようだけど、帝国軍人とあの頃の考え方を知ることができる映画だった。俳優たちも良かった。小野田さん、似てるし、青年期壮年期の違和感なくて凄い。