青やぎ

ノイズの青やぎのネタバレレビュー・内容・結末

ノイズ(2022年製作の映画)
4.7

このレビューはネタバレを含みます

個人的にはミストくらいトラウマになる映画でした………!!!(あくまで個人的には)
でもめちゃめちゃ面白くてとてもよかったです!!
すごくネタバレなので見る予定の方は、↓読まない方がよいかと思います。。。















さいしょに怖かったのが、少女強姦殺人の元受刑者の人。演技がうますぎてこれから悪いことが起きてしまう感がとてつもなくて、ずっとヒリヒリして肩に力入っちゃってました。。
無人販売のいちじく食べるシーンも、いちごミルクをガブ飲みする様も狂気じみててやばかった。。何より歩き方が怖ぇ…。ゾンビ映画で1人目のゾンビが街に近づいていくシーンみたいに、これからやばい事になる感があった。。。
愉快って意味で一番面白かったのが、町長が殺害されたシーン!ボケ爺さんに鉈で肩やられて、スタンガンで町長が応戦してる様がヒステリックすぎて何か笑えました…笑(たぶん笑うシーンだったはず)ボケ爺さんを演じてた柄本明さんはやっぱりとてもよかったです!
あと怖かったのは駐在さんの最後ですね…。ちょっと昔を思い出す要因がいくつも重なって、直視できなかったし、帰り道も家ついてからもなんか落ち着かなくて怖かったです……ここが一番トラウマだった(たぶんおれだけ)
最後は黒木華の写真だらけの部屋に帰ってきた松山ケンイチが恐怖だった…いや閉鎖的な島で唯一年齢近い女性が親友に取られたっていう辛さはあるにしても怖ぇよ!!!ってなりました笑
元受刑者の履歴書を見つかるように置くのも、町長のガラケーこっそり拾ってみんなに流すのも怖いけど、そこまでして手に入れたいもののために動く執念と、手に入れたはずのものが真の意味では一切手に入ってないことを受け止められなさそうだから、何しでかすか分からんまま映画が終わるのが怖いわ…

他には町民の人の団結が何かもやもやするな、と最初は思いましたが、現実問題地方にいけばいくほど事実こういう状態だろうし、最終そういうもんだろと思いました。。
こういう風習の場所にいて染まっちゃう人もいるだろうし、黒木華さん役の奥さんみたいに島を出たいって自分で判断できる人もいるし、あくまで映画(漫画)の題材なだけだなって思いました!

原作読んだことないので、読んでみたいなって思ったのと、
皆さん書かれてますが藤原竜也さんがふつうの人(?)役の映画ってそんなに見た事ない気がしたので新鮮でよかったのと、他の方々も豪華でとても満足度の高い映画でした!!
(藤原竜也さんの演じてた圭太は、ふつうの人なのか…?とは思いますが…)
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