このレビューはネタバレを含みます
色々雑だと感じた。予告編がめちゃくちゃ面白そうだっただけにがっかり感が大きいのかな。
ラストの種明かしを経ても受刑者支援のおじさんが殺された理由がわからない…。殺人犯の言動はおかしかったけど、おじさん殺す→履歴書投函 の流れは流石に意味がわからない。（受刑者が死んだ後に）おじさんの死体が出る・履歴書が無人販売所に置いてある の2点のためだけの都合のいい設定に見えてしまった。
町長とおじいさん死ぬところあたりも急だし都合いいしなぜか無駄にコメディ笑笑 そのまま島民全員殺し合って誰もいなくなった…みたいな勢いまかせの筋書きの方がおもろかったかも？
主人公に罪を着せるって考えついたのが町長とおじさんが死ぬタイミングなのも遅すぎて、ラストのどんでん返し感が薄かった。後個人的に壁一面に写真貼る演出がチープさに拍車をかけてると思う。「ノイズ」というワードがあの場面の町長の口から出てくるのも不自然。
島民の結束力が（良くも悪くも）異常に強いという設定や主人公周りの人間模様も、描写にあまり説得感がなかった。
ラストは口に出して伝えられないことを紙芝居を使ってやり取りしてる？ただこの部分だけじゃそれまでの展開の微妙さは拭えないかなぁ…
