ドイツ映画祭3本目🇩🇪🍻
マリアムさんって、、あれ？どこかで見たと思ったら今日見た「システムクラッシャー」や「未来は私たちのもの」に出演していたという😱ドイツで活躍する超売れっ子イラン人女優。母はドイツで移民初の市長選の候補者になったすごい人。イラン大虐殺時代に刑務所で生まれたという壮絶な過去を解き明かす自伝ドキュメンタリーを自ら監督も務めちゃう多彩な才能。5カ国語を流暢に操る。そのうちなんかのすごい賞とりそうな予感。。

ドイツ映画祭 １本目

ドイツで活躍している女優、マリアム・ザネーさんのドキュメンタリー。両親はイラン革命（イスラム革命）で逮捕され、彼女はイランのエヴィーン刑務所の中で生まれた。その後釈放された彼女の母とマリアムさんはドイツへ渡り今に至るのだけど、彼女のお母さんが凄い。ドキュメンタリー撮影当時、市長に立候補してた。イランから命からがらドイツへ渡ったクリスマスイブの日に、食べるものはあるだろうか…？と駅で途方にくれていたというお母さん、市長に立候補するまでになって、相当苦労と努力をされたんだろうな…と。

そんなお母さんだけど、イランで刑務所に入れられていた時の話はなかなか出てこない。監督のマリアムさんとしては自身の記憶のない刑務所時代をクリアにしたい…というと語弊があるが、もっと知りたい！ということで色々なツテをたどり、刑務所に入れられてしまった人達に話を聞きに行く…というドキュメンタリー。

同じように刑務所で生まれ、イラン革命時に刑務所に入れられた人達のドキュメンタリーを撮っている女性に、マリアムさんが会い、話をしている時に監督の女性が「イラン革命での彼ら（両親世代の人々）は失敗してしまった。生き延びた彼らは処刑された人たちに負い目を感じ、話そうとしないんじゃないか？でも、こうやって他の国で子供を育て立派に生活している事で何かを成し遂げていると思う…」と言うような事を話していて、マリアムさんのお母さんがまさにそうだな…と思った。

イラン革命はたしかホメイニが…位しか知識としてなかったので、色々と勉強になったな。
マリアムさんの出ているドラマや映画（実はドイツ映画祭で何本か上映されたそうだが見られなかった…）見てみたいなとも思った。アマプラにあるやつからみてみようかな。

彼女はつまり、英語、ドイツ語、仏語、ペルシア語を話せるということだ…！
この過去を持ちながら、現在に至っている彼女とその母はマジですごい