れいん

ガンパウダー・ミルクシェイクのれいんのレビュー・感想・評価

4.5
この映画の感想を書く前にひとつ良いですか?この映画は最高だったということは大前提です。この映画は何も悪くありません。
コロナで満足に映画館にも行けなくて(心配性なので)、なるべく家で配信で済ませていました。子ども達が春休みになると、PG12なんて観る機会は次いつになるか分からないし、ストレスフルになる前に自分の好きなことをしたいと思って久しぶりに映画館に行きました。(支度や下校してくる時間や色々考えて映画館に行くのも色々大変だからすごく楽しみだった)私の列の4つくらい空けた席におじさんが座ってたんです。予告のときから怪しかった。スマホのディスプレイを明るくしたまま、LINEの着信?音鳴りっぱなし、バイブならまだしも。これが上映中も鳴りっぱなしディスプレイも明るいそのままで、信じられなかった。頭きた。ムカついた。そのおじさんもそのままサムの弾丸で撃ち抜かれて欲しいと思った。自分のことしか考えてない、人の迷惑になることを考えられない人は映画館に来るべきじゃない。親が危篤とか病院から連絡くるからとかだったら自宅で待機してろって思うし、そんな緊急性のあることなんですかね。それかトレーダーか?と思った。私は子どものことで学校から連絡あったら困るのでバイブにしてバッグを足元においています。子どもがたくさんいる中で観たり大人とも観る機会もありますが、子ども達のほうがよっぽどしっかりちゃんとしてますよ?映画を観ていてマナーの悪い人のせいで嫌な気持ちになる人がこれ以上増えませんように!



女性がかっこいい映画だった。みんなそれぞれの仕事や立ち位置を淡々とこなしていて、荒々しい暴力性のその中でも柔らかさや優しさが溢れていた。
主人公が思い出しても笑顔が少なくて、悲しいか呆れてるか憂いを帯びてる表情しか思い出せないくらい。可愛いし、立ち姿を横から見たアングルとか足がめちゃくちゃ長くて、みとれちゃう。あんまり知らない俳優さんだなぁと思ったらジュマンジの大好きな子でびっくりした!まだ20代と思ってたら30代で益々好きになった!
男の人が全然活躍しない映画なので、男の人はあまり面白くないかもしれない。でも映画館には妙齢?の男性多かったです。ガンアクションや血飛沫バンバンの映画だからでしょうか。
私は二回くらい泣いちゃいました。お母さんや娘の気持ちを想像して感情移入しちゃったから。
サムがエミリーを膝にのせて車を運転するシーン、すごくドキドキしてでも切なくて不思議な感覚でした。なんでだろう?ただ冷静に的確な指示をするサムがすごいって思うけど、それだけじゃない哀愁さがあった。
映画、カラフル!色んな色が飛び交っていてそれも日本にはない鮮やかさがあって好き!そして、ユーモアもあってただハードなだけじゃない。
サムのお母さん、やっと会えたからこそ死にそうだなって思ってたらちょっと意外な結末で少し落ち込んだ。
ミシェルヨーさんが出演することも知らなくて観てたから、出てきたときは私の中でめっちゃ沸いた!「え?マジ?よっしゃー!」って笑相変わらずかっこ良くて素敵で美しくて、改めて年齢調べて驚いた。
検索かけてみたらオタクが喜ぶ映画、みたいなことが公式に書いてあって確かにな~!って納得。サムの着ているTシャツにカタカナが書いてあったのも胸熱でした!

気になったのは、レビュー数少ないな?ってことです。面白いのに。結構、スカッとしますよ。
れいん

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