ロボットマン

フィアー・ストリート Part 3: 1666のロボットマンのレビュー・感想・評価

3.8
舞台は始まりの1666年。
村に起こる数々の異変とそれに怯えた人たちによる魔女狩りの歴史、シェイディサイドの呪いの真実が明かされる。
一作目、二作目の伏線を回収しつつ殺人鬼たちとの戦いにしっかりと決着をつけた完結編。
前半は中世の魔女狩りの時代のよくあるホラーでこのシリーズの核心が明かされ、後半は蛍光色の映える映像でキャビンなんかに似たお祭り感のあるホラーが楽しめた。
滅茶苦茶面白いのかというとそこまで言うほどでもないのだけど、初めから三部で構成されてるだけあってそれぞれのパートで明かしていく真実の配分が上手いし、「人気が出たから続編作ろう」では出来ないなかなか綺麗なまとまり方だと思う。
それぞれのパートの登場人物たちもあまり魅力的には感じていなかったと思っていたけど、流石に三部に渡って犠牲になった仲間たちを振り返るシーンにはぐっときた。