このレビューはネタバレを含みます
※フレディ・マーキュリーやエルトンジョンなどの映画も観ましたが、今回のデヴィッド・ボウイの映画は、少しだけ違っていたようです。明らかに監督は、本人に与えた兄の存在を強く意識した制作となっていましたね。それだけデヴィッド・ボウイの全てに大きな影響を与えていたと考えていたのでしょう。
※デヴィッド・ボウイが大の日本好きということもあり、映画の中でも本人が着物を着て出てくるシーンが随所に見られましたね。ただ着方が左前になっていたのが気になりましたね。
※「T・レックス」 のマーク・ボランが最初のシーンで成功者としてインタビューに答えていて、それを売れていない<デヴィッド・ボウイが眺めている。そして最後の方で成功したデヴィッド・ボウイをマーク・ボランを眺めている演出は一工夫ありましたね。
※デヴィッド・ボウイがアメリカの空港に降り立った時に誰からも注目されていなかったことを、空港のバゲージレーンに独りきりで立たせている演出で描き出していましたね。
※対立していたアメリカツアーのマネージャーであるロン・オバーマンと途中から意気投合するようになった変化を、車の助手席に座るように変わったことで演出していたのが良かった。
