スミル

手紙と線路と小さな奇跡のスミルのレビュー・感想・評価

手紙と線路と小さな奇跡(2021年製作の映画)
3.6
村から出るのに道路がないから線路を歩いて行く。おまけに鉄橋まで渡るなんて信じられない。そんな村があるわけないと思っていたら、実話だということが最後にわかってびっくりしました。
お父さん、もっとしっかり息子と向き合ってほしかったなぁ。
自分が生まれたことによって母を失い。自分のトロフィを線路の上で取ろうとして鉄橋から落ちて亡くなった姉。どれ程苦しく、辛く、寂しかったことか。
駅を作ることで父に誉めてほしかった。自分を許してほしかったっていう息子の気持ち。お父さん、もっと早く理解してあげて。奥さん、娘を突然亡くした。命ってあまりにも儚い。悔いのないよう息子と接するべきだったと思う。
それでも、こんなに良い子で素直に育って本当に良かった。
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