このレビューはネタバレを含みます
その先に見えるは
一筋の"奇跡"
それを鳴らすは
大きな"汽笛"
元題は”기적(キジョク)”
韓国語で奇跡、汽笛
二つの意味を持つ。
慶尚北道の人里離れた村に
80年代後半初めて民間人に
建てられた「ヤンウォン駅」
この実話に着想を得て描かれた、
主人公ジュンギョンの成長と
その家族の物語。
過去→現在→未来に向かう道。
思い出の列車に乗って、
今に葛藤し思い止まる駅、
そしてまた新たな目的地へ
彼らは共に歩み出す。
中盤までラヒ役のユナが
映画「共助」の高校生版みたい。
可愛く強引に主人公と物語を
明るく引っ張ってくれる、
若さと笑いモード😄
が!鉄橋事故を機に、
えっ?!
姉ちゃん!!
ショック😨🫨
そうか〜確かに…
言われてみれば…
もうその辺りから
涙の渦である。
私の目は大洪水😭
泣きやんでもまた出ます。
鼻水もヤバい。
姉はいつも弟に寄り添い、
励ましてくれる。
弟が行ってくるよと
旅立つ時を待っている。
父と息子共に背負ってきた哀しみ、
互いに自分自身を責め続けてきた。
後悔と痛み。
父役はイ・ソンミン氏。
近年は何でも熟す、
引っ張りだこの役者さん。
しかしこの方が演じるお父さんは
私の知る限りとてもリアルだ。
口下手で愛情表現下手くそ、
時に豪快でパワー炸裂、
誤解されることが多い。
だからこそ本当は物凄く
弱く愛情深くて優しい。
忘れてたわ!やっぱり今回も上手い。
素晴らしかった👏
最後の方は話出来過ぎてた気もするが
こんだけ泣かされれば良しとする👌
「汽笛は彼らを動かす声となり、
奇跡は呼ばれてやって来た」
*かなりの田舎のせいか、
皆さん方言すごかった。
中でもユナの訛りは
可愛いかった。
まっすぐな性格で
蛍よりも光ってた🩷