むずいなあ。むずかしい映画というわけではなくて、言葉を探すのが難しい。そもそも劇中にもあまり言葉が見つからないからとも言えるけど。
動物の命、というか生けるものの生命の差異、みたいな話として解釈していいのかな…起承転結の転で起こるソレが、どう主人公カップルを動揺させたのかという解釈も怪しい。

動物火葬屋、でいいのだろうか、広大な田舎で暮らすカップル。製作国はオランダだが、舞台がそうなのかもわたしには判断材料がない…

という、腹を立てた女がローラースケートで車の先を行くシーンは、チェットフェイカーの「Gold」を彷彿させた。

European Film Festivalにて。

台詞が少ない。動物と動物の死の世話をするカップルを通して生と死を描いてるのかね？

人間の生の営みが生々しく描かれたと思ったら動物の死骸に切り替わったりと、死に携わるカップルはまるでその仕事柄か、生きるということにひたすら本能的で正直なカップルに見える。

生命の終焉を毎日のように見ながら生命の神秘と儚さを感じ、長くも短くも生きたどの種にも訪れる終わりに思いを馳せる…という感じ。

哲学的な映画だと思う。正直いって好みではなかった😅😅😅😅