エンドロール

すべてうまくいきますようにのエンドロールのレビュー・感想・評価

3.3
青色が印象的な映画。青が似合う父親と、赤が似合うその長女。
人生最後の日を自分で決めた父親と、それに付き合わされる家族を時系列で追った、割と普通な映画だと感じ少しがっかり。エマニュエルの子供時代も回想で少し描かれてはいたけれど。
ソフィー・マルソーは流石の美しさ。「ラ・ブーム」が記憶に新しいので、あの頃の面影がたっぷりあるのがすごい。元々大人びた顔立ちをしてたけど。なんと水着のサービスシーンまで!実は途中、奈美悦子さんに似てると思ってしまい複雑な気持ちにもなった。
シャーロット・ランプリングは出番少なくて勿体なかった。影のあるキャラクターだしもっと掘り下げれば彼女なら素晴らしい表現を見せてくれただろう。
妹役の女優さんも綺麗で素敵だった。
肝心の父親役はとてもリアルだったので、上手な俳優なのだろう。
老いとか、人生の終え方という目を背けたいようなテーマだったが、シニア層も多く満席だった!