『ビーチ・バム まじめに不真面目』と同じくらい、しょーーーもなかった。
最高だったのはストロベリーの顔面の良さと、キッチンの使い方を義母に注意されたマイキーが(一応)妻のレクシーに「お前の母親が俺をバカにする！」って言いつけるのに対して、レクシーが「だって馬鹿だもの」って返すシーン。
本題から逸れるけれど、
この作品を2023ベストに入れる人の多さにわたしはびっっっくりしていて、その大多数が男性であったことに、なんかいろいろ考えてしまった。
アメリカのポルノと日本のAVはいろいろな意味で同じではないけれど、日本にはアメリカのポルノとまったく同じ立ち位置のものがないので、
そんな中でAV産業のゴミクズ具合が世界トップレベルの日本に暮らす者が、これを手放しでおもしろがってんの、まじ終わってんなとは薄ら思ってしまう。
状況が違うとかはわかるけど、これ見てて日本のAV業界のことが一瞬でも過ぎらない人間はその時点でおめでたいというか、その程度の人権意識の人間なんだなとは思う。
妻で懲りず、ストロベリーをポルノ業界に巻き込もうとするグルーミングの様子を見ていて、わたしたちが暮らす社会に一瞬でも思いを馳せないのだろうか、、、
思いは馳せるけれど年間ベストなのだろうか、、、なぜ？
