このレビューはネタバレを含みます
オーストラリア最悪の銃乱射事件を基に
前半は主人公の方から世間とつながりを持とうと積極的にアプローチしている様子が描かれ…
拒絶ばかりの中、いくつかのつながりは暴走しようとする彼を止めていてくれた。
しかしそれすら無くしてしまい、おもちゃを手に入れてしまった彼は拒絶されるクソみたいな世界ならいっそ壊してしまえと思ったのだろうか?
終盤は不思議なくらいの静けさを感じさせ、それが悲劇への強い予感をさせる演出。孤立し自らの世界に閉じこもるまでの感情の変遷がリアルに迫る
そして誰でもこんな重装備の銃が簡単に変えてしまうリアル。子供達があそぶ中、銃が売り買いされ、撃ってるところを子供が普通に見学してるのも恐ろしい
『静かなる叫び』『君が生きた証』もあわせるとそれぞれの目線での叫びが見えてくる